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気中アスベスト分析
建築物の解体・改修工事前後には、天井や断熱材などに未処理のアスベスト含有建材が残存している可能性があり、空気中へのアスベストの飛散リスクが懸念されます。
除去作業中に微細繊維が飛散すると、作業員はもちろん周辺住民の健康被害リスクも高まります。
そのため、作業環境や周辺地域における気中濃度の把握と漏えい監視は、安全確保と法令対応の両面で重要な役割を担います。
当社では、JIS K 3850-1に準拠した方法で、現場の状況や目的に応じた空気中アスベスト分析をご提供しています。
作業中および作業後の空気環境の評価を通じて、作業者・近隣住民の安全確保に貢献します。
当社では、JIS K 3850-1に準拠した分析体制を整備し、位相差顕微鏡法(PCM法)による繊維数の定量測定に加え、分散染色法による繊維種の定性分析にも対応。総繊維数濃度の把握からアスベスト種の同定までを一貫して実施し、現場のリスク評価や行政対応に高い信頼性を提供します。
分析は、日本作業環境測定協会の認定技術者が実施し、熟練者によるチェックと定期的な技能評価により、安定した品質を確保。サンプル受領から最短1営業日での報告対応も可能で、短期工期や緊急対応にも柔軟に対応します。
工事前・中・後の各フェーズに応じた分析をご提案し、安全・環境・行政対応を支える技術サービスを提供しています。
法的義務がない場合でも、気中アスベストの自主的な測定が推奨されるケースは多くあります。 たとえば、学校・病院が近接する現場での飛散リスク配慮、古い建物の劣化確認、除去後の安全確認、自治体や発注者からの要請、補助金申請やCSRの一環などが挙げられます。
環境省マニュアルや自治体要領でも、敷地境界や作業完了後の測定を「望ましい対応」としており、技術的信頼性と社会的説明責任の両面から分析が求められる場面が増えています。

専門的な知識をもった当社スタッフがご対応させていただきます。御見積のご依頼や、こういったことができるか?というご相談までお気軽にお問い合わせください。