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建材アスベスト分析
アスベスト(石綿)は、かつて断熱性・耐火性・防音性に優れた建材として広く使用されてきましたが、吸入による健康被害(石綿肺・中皮腫・肺がん等)が社会問題化し、現在では使用が禁止されています。
しかし、既存建築物には今なおアスベスト含有建材が残っている可能性があり、改修・解体工事においては法令に基づく事前調査と分析が義務付けられています。
当社では、JIS A 1481(偏光顕微鏡またはX線回折法による分析)に準拠した建材中アスベスト分析を実施しております。
現場の課題や目的に応じて、最適な分析方法をご提案し、迅速・確実な結果報告をお約束いたします。
当社では、JIS A 1481-1/1481-2/1481-3/1481-5に準拠した手法により、偏光顕微鏡(PLM)による定性分析やX線回折装置(XRD)による定量分析を実施。多層構造を持つ仕上塗材にも対応可能な層別分析技術を備えています。
石綿障害予防規則に基づく有資格者が多数在籍し、報告書には資格情報や判定根拠(断面・繊維写真)を明記。発注者や行政に対して高い信頼性を担保します。
熟練技術者による二重チェックと機器照合により、個人技能に依存しない安定した分析品質を確保。最短1営業日での報告にも対応し、大型案件や短期工期にも柔軟に対応可能です。
当社のアスベスト分析は、現場の安全・環境保全・行政対応まで支える“技術と信頼のサービス”として社会に貢献します。
建材アスベスト分析は、2006年9月以前に着工された建築物を中心に必要とされますが、それ以降の建物でも在庫品や施工時期のずれにより使用されている可能性があるため、年代だけでの判断は危険です。
現地確認とあわせて、JIS A 1481に準拠した定性・定量分析による確認が不可欠です。
分析結果は、除去範囲や廃棄方法の検討、公的報告書や説明資料の根拠として活用され、法令遵守と安全確保に直結します。
主な分析対象建材(代表例)
・吹付け材(天井・梁など)
・スレート(屋根・外壁)
・保温材・断熱材(配管・ボイラー)
・外壁塗材(仕上げ塗装・じゅらく壁など)
・接着剤・シーリング材 など

専門的な知識をもった当社スタッフがご対応させていただきます。御見積のご依頼や、こういったことができるか?というご相談までお気軽にお問い合わせください。