底質

Our Works

底質

工場や事業場からの排水に含まれる有害物質は、水中に排出された後、底質に沈殿・蓄積する性質を持つものがあります。

一度底質に蓄積された有害物質は、環境条件の変化(例えば、貧酸素状態になるなど)によって再び水中に溶け出し、水質汚染を再発させる「二次汚染源」となることがあります。

水濁法による排水規制が徹底されても、過去に蓄積された底質汚染が水質を悪化させるケースがあるため、底質の状況把握と対策が重要になります。

当社では各分析に対応しています。

私たちの強み

長年の経験で培った高精度な測定技術で信頼性の高いデータ提供が可能です。
主に底質調査法により多種の分析項目に対応し、緊急案件や特別仕様にも柔軟に対応します。

より詳細な情報をお届け

底質の測定については、水道水のような日常的な義務ではなく、主に環境汚染の監視と対策の必要性を判断するために行われます。
測定義務が発生する主なケースは、以下の法令や行政の監視活動に関連しています。
1. 公共用水域における常時監視
都道府県知事は、「水質汚濁防止法」や「ダイオキシン類対策特別措置法」などに基づき、公共用水域(河川、湖沼、海域など)の水質汚濁の状況を常時監視する責務があります。これには水底の底質の汚染状況の監視も含まれます。
2.浚渫工事等に伴う調査
港湾や河川で浚渫(しゅんせつ:水底の土砂を掘削すること)工事を行う場合、発生する水底土砂(底質)が、その処分先(例:海面埋立地など)の受入基準に適合しているかを判定するために、底質調査が必要になります。

お気軽にご相談ください

専門的な知識をもった当社スタッフがご対応させていただきます。御見積のご依頼や、こういったことができるか?というご相談までお気軽にお問い合わせください。